シダ植物は大きく小葉類と大葉類に分けられる。前者からはマツバラン類とヒカゲノカズラ植物門が生き残り、後者からはシダ植物門とトクサ植物門、それに種子植物が進化してきたと考えられている。
シダ植物門には高木になるものが含まれるが、それ以外の類はいずれも小柄な植物である。
しかし、それぞれに古生代には大きな樹木のようになった先祖があり、いずれも多くの種を抱えていたとされる。したがって、現在の状態はいくつかの系統の、それぞれごく一部のものが小型化して生き延びた姿とも見られる。
また、裸子植物、被子植物も単系統と考えられているから、シダ植物のうちどれかの系統からそれらが発展したものである。いわゆるシダ植物は、それを含んで、より発展した体制に進化しなかったほかの系統も含む群である。
その点で、脊椎動物における爬虫類の位置に似ている。